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第2回スキルアップ講座「オープンデータを学ぼう」を開催しました☆
2018年07月17日
「オープンデータって、一般的には、公開資料と訳さているんだけど、
「公開」だと”お行儀よく触らないように見る”ってイメージじゃない?
でも、オープンデータって、誰でも、いかなる目的でも、
自由に使用・編集・共有できる『開放資料』ってことなんだよね。
「開放」だと、走り回って、触ってもいいよーって感じがするでしょ。
だから、僕は、『オープンデータ=開放資料』って伝えてるんだ。」
こんな風に、難しそうな内容も分かりやすく教えてくださったのは、
国際大学グローバル・コミュニケーションセンター准教授の庄司正彦さん。
「例えば、葛飾北斎の浮世絵とかも、著作権も切れているから、勝手に使っていいデータなんだよね。
このデザインを加工編集して作品を作ってもいいし、ビジネス利用してもOKなの。
データは資源。データは隠し持っているよりも、
オープンにすることで、信頼性や効率性や価値が生み出され、社会が豊かになったりするんだよ。」
社会サービスが生まれた事例をいくつか教えてもらいました。
例えば「Wikipedia(ウィキペディア)」
ユーザーみんなの手によって作成されているフリー百科事典だよね。
Wikipedia自体もオープンデータなんだけど、これを活用して地元の
情報をもっと豊かにしよう!っていう地域活性化イベント「ウィキペディアタウン」とか、
「酒ペディア&酒マップ」を作るイベントが開催されたりしているんだって。
そうそう!情報も一覧表で見るより、マップで確認できたらいいのになぁ~って思ったことない?
公園の場所、お店の場所、トイレの場所などが、スマホでパッと地図でわかるシステム。
これ、「オープン・ストリート・マップ」って言うんだけど、誰にとっても便利だよね。
公開されているデータは、著作権などがあるから勝手に使ってはいけないけれど、
オープンデータとして活用や加工がOKされているデータや、
行政が公開しているいろいろな一覧表や、〇〇ハザードマップとか、
文化的古い資料とかを、まちの共有財産として「オープンデータ」と表示してもらい、
それらのデータを加工して(改ざんじゃないよ)、使いやすいデータにまとめたり、
サービスの向上や、地域活性、犯罪抑止や、人口増減を見越したまちづくり開発とか、
市民活動にもビジネスにも使っていこうよ♪というわくわくしたお話が聞けました☆
グループワークでも、オープンデータを使った楽しくて便利なアイデアがいっぱいでました。
安城でも「ウィキペディアタウン」とか「オープンデータソン」やりたいなぁ~♡
(記事作成:増田貴子)